結婚指輪の選び方

結婚指輪はいつからつける?入籍前?会社でつけるときのマナーも解説

両家の顔合わせや挙式の準備など、結婚が決まると何かと忙しくなるものですが、結婚指輪の準備も早めに進めておく必要があります。結婚指輪を購入したら、いつからつけたらよいか気になる方も多いのではないでしょうか。

結婚式当日や入籍日、同居した日など、つけ始めるときは人それぞれです。つけ始めるタイミングや会社でつけるときのマナー、早めの準備がおすすめの理由を紹介します。

結婚指輪はいつからつける?

結婚式当日や入籍日、指輪を受け取った日など、タイミングはさまざまであり、いつからつけるべきという決まりはありません。カップルでよく相談して、夫婦としてのスタートにふさわしいと考える日や2人が納得のいく日を選ぶとよいでしょう。

結婚指輪をつけ始める5つのパターンを紹介します。

店舗で受け取った日から

結婚指輪を店舗で受け取り、その場ですぐにつけ始めるパターンです。すぐにつけ始めることで、少しでも長く指輪をつけられます。

既製品やオーダーなど注文方法によっても変わってきますが、注文から受け取りまで、約1~3か月の期間が空きます。待ちわびていた結婚指輪を受け取ると、すぐにでもつけたい気持ちになることもあるでしょう。

受け取ってすぐにつけ始める場合、結婚式当日に指輪の汚れやキズが気になることもあります。指輪のクリーニングや磨き直しのアフターサービスを挙式前に利用することで、きれいな状態の指輪で結婚式の日を迎えられます。

受け取ってすぐにつけたいものの、キズや汚れがつくのが気になる場合は、休日だけ身につけたり、ネックレスにして身につけたりする方法もあります。

結婚式を挙げた日から

結婚式を挙げる場合は、節目としてわかりやすい挙式の日からつけ始めるケースが多い傾向にあります。お世話になった人たちの前で挙げる結婚式は、人生における大切な区切りであり、気持ちにけじめをつけるタイミングにもなります。

挙式できれいな状態の結婚指輪をつけるために、当日まで大切に保管しておきたいと考える場合もあるようです。結婚式まで指輪をつける楽しみをとっておくことで、その日が待ち遠しく、指輪交換のときの感動も深まるでしょう。

入籍した日から

法律的には入籍すると夫婦になるため、入籍日を選ぶパターンもあります。入籍から挙式までの期間が長いと、結婚式まで待ちきれずに婚姻届を出した日からつけ始めたいと考えることもあるでしょう。

入籍前から同居していて挙式の予定もない場合は、結婚指輪を入籍日に交換することで、今後は夫婦であるという区切りとしても役立ちます。入籍日に合わせて、店舗に結婚指輪を受け取りに行くのもひとつの方法です。

同居し始めた日から

挙式や入籍の前から同居を始めるパターンもあります。新居を探す時期と結婚式の準備の時期をずらせるほか、一緒に暮らしていると結婚式の準備を進めやすい、家賃や水道光熱費の節約につながるなどのさまざまなメリットがあります。

同居を始める日も、結婚指輪をつけるタイミングのひとつです。一緒に暮らすのが結婚生活のスタートととらえる場合にも、よいタイミングといえるでしょう。

2人の記念日から

2人が出会った日や、付き合い始めた記念日、お互いの誕生日など、2人の記念日からつけ始めるパターンもあります。2人の思い出に残る記念日であれば、節目としてわかりやすいでしょう。

2人の記念日とは少し異なりますが「いい夫婦の日」である11月22日や、クリスマスやバレンタインデー、ホワイトデーなどの季節のイベントの日を選ぶのもひとつの方法です。

会社・職場でつける場合のマナー

結婚指輪を突然つけて出社することは避け、お世話になっている上司や先輩、同僚などに事前に結婚の報告をしておきましょう。結婚はプライベートなことではありますが、名字の変更や長期休暇などで会社や業務に影響が出る可能性もあります。

ただし、職場には離婚したばかりの人や婚活中の独身者など、さまざまな人がいるケースもあり、結婚の話題をアピールされることを快く思わない場合もあります。周囲の人に配慮する気持ちを忘れないことも大切です。

また、会社のルールや仕事内容によっては、結婚指輪の着用ができないこともあります。たとえば医療関係や飲食などの衛生面が重要視されるような職場や、介護や保育などの人の体に触れる機会がある仕事が挙げられます。

会社としてのルールによって、指輪の着用を禁止している場合もありますが、業務に支障をきたすなどの理由から自主的に指輪をしない場合もあります。周囲の状況を見つつ、結婚指輪を着用するか決めるとよいでしょう。

早めに準備しておくとよい理由

結婚式の半年前から2か月前頃を目安に受け取れるように、早めに指輪選びを始めておくと安心です。とくに、フルオーダーで注文する場合は、注文から受け取りまで期間がかかりやすいため、余裕を持って準備しましょう。早めに準備しておくことで得られるメリットを紹介します。

指輪選びの時間に余裕を持たせられるため

プラチナや18金など、結婚指輪の素材はいろいろあるうえ、ストレートやウェーブなどのデザインも選べます。さまざまなブランドや会社が結婚指輪を取り扱っており、気に入った商品を見つけるまでに時間がかかる可能性もあります。早めに準備を始めておくことで、じっくりと指輪を選ぶ時間を確保しやすくなるでしょう。

「結婚式の指輪交換までに間に合わせたい」「入籍日までに用意したい」など、いつまでに必要か決まっている場合は特に、早めの準備がおすすめです。焦って決めて妥協してしまうケースや、予算内で納得のいくものを選べなくなる可能性もあります。

結婚式を挙げる場合、式の本格的な準備が始まる前に指輪選びを始めておくとよいでしょう。本格的な準備が始まると忙しくなり、指輪選びに十分な時間をとれなくなるかもしれません。

記念写真に残せるため

入籍の際には婚姻届を自治体に提出しますが、提出してしまうと手元に婚姻届が残りません。婚姻届と2人の写真を記念に残す場合に、指輪とともに写すことができると、素敵な思い出になるでしょう。

挙式当日とは別に前撮りをして、記念に残すケースや挙式なしでフォトウェディングを行うケースもあります。早めに結婚指輪を準備しておくと、結婚指輪をはめた状態で写真を撮れます。手元だけの写真を残すなど、写真のバリエーションも広がるでしょう。

両家の親族に披露できるため

プロポーズが成功したら、入籍や挙式よりも前にお互いの親への挨拶や両家の顔合わせを行うのが一般的です。顔合わせの食事会のなかで、婚姻届の証人欄にサインをもらうケースもあるでしょう。

顔合わせのときには婚約指輪を披露することが多いですが、その際に結婚指輪も一緒に披露してみてはいかがでしょうか。結婚式の当日は何かと忙しく、結婚式が終わってからだと結婚指輪を披露する機会もない可能性があります。顔合わせに間に合うように、早めに結婚指輪を準備しておくことで、結婚指輪に込めた思いやこだわりを親族に話すよい機会になります。

婚約指輪がある場合、重ね付けができるデザインの結婚指輪を選ぶのもよいでしょう。婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることについて、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

結婚指輪をつけ始める時期に決まりはなく、結婚式当日や入籍日、指輪を受け取った日など、さまざまなパターンがあります。2人でよく相談して、夫婦としてのスタートにふさわしいと考える日を選ぶとよいでしょう。

納得のいく結婚指輪をじっくり選ぶためには、早めの準備がおすすめです。さまざまなブランドや会社が結婚指輪を取り扱っているため、どこで買おうか悩むこともあるでしょう。

マカナは、ハワイのやさしい自然から生まれたハイクオリティー・ハイデザインのブライダルジュエリーです。ハワイ独特の模様をハンドメイドで掘り込んでおり、ペアの結婚指輪を同じ職人が手掛けています。

マカナは全国各地に店舗を構えており、ホームページから来店予約が可能です。ぜひ一度ご来店ください。

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