婚約指輪の選び方

婚約指輪は一緒に選ぶべき?プロポーズの前と後いつ渡す?

婚約指輪を購入する際、夫となる方がひとりで選ぶか、妻となる方と一緒に選ぶか迷っている方がいるのではないでしょうか。婚約指輪を一緒に選ぶ場合、あらかじめ予算やデザイン、結納までのスケジュールを決めておくことが大切です。

本記事では、婚約指輪を一緒に選ぶときのポイントについて、タイミングや予算の決め方、結婚指輪との相性の考え方をご紹介します。

婚約指輪を一緒に選ぶ割合

ゼクシィ結婚トレンド調査2022によると、婚約指輪を選んだ方は夫が40.8%・妻が21.6%・2人でが37.6%であり、2016年の調査から、一緒に婚約指輪を選んだ割合は4割前後を行き来しています。
婚約指輪の購入理由には、夫が贈ってくれたから、夫にお願いしたからという理由が多くありました。それらの理由から2022年の調査では、婚約指輪を一緒に選んだ割合よりも、夫がひとりで選んだ割合のほうが上回っています。

婚約指輪を一緒に選ぶ割合を妻の年齢別で見ると、24歳以下が37.5%・25歳〜29歳が32.7%・30〜34歳が42.0%・35歳以上が73.9%です。妻の年齢が上がるにつれ、一緒に婚約指輪を選ぶ夫婦が多くなる傾向にあります。
また結婚指輪を選んだ方の割合は、夫が2.0%・妻が11.4%・2人でが86.2%です。婚約指輪と比べると、結婚指輪のほうが一緒に選ぶ割合が高くなります。なかには、婚約指輪も結婚指輪も一緒に選んだ方もいるでしょう。

婚約指輪を一緒に選ぶタイミング

婚約指輪を購入する際、どのタイミングで選びに行くべきか悩んでいる方がいるでしょう。ここでは、婚約指輪を一緒に選ぶタイミングについて、プロポーズ前とプロポーズ後に婚約指輪を選びに行くメリットやデメリット、ポイントをご紹介します。

プロポーズの前

プロポーズする前に婚約指輪を一緒に選びに行く際、双方が結婚をするという意思を持つことが大切です。実際に婚約指輪を目にすることで、結婚をするという意思を固められるでしょう。

婚約指輪に文字を入れたり、在庫にサイズがなかったりする場合、婚約指輪が届くまでに時間がかかるケースがあります。プロポーズ前に婚約指輪を選んでおくと、プロポーズするときには手元に持っておけます。
ただし、プロポーズ前に婚約指輪を一緒に選ぶと、プロポーズの際にサプライズができない点がデメリットです。婚約指輪を一緒に選びに行く段階で「これからプロポーズされる」と勘づかれる場合がほとんどでしょう。

婚約指輪を選びに行ってプロポーズをするまでの間に、双方のどちらかまたはどちらにも感情の変化が生じる可能性があります。婚約指輪を購入したからといって、プロポーズ時に必ずOKがもらえるとは限りません。

プロポーズの後

プロポーズしてから婚約指輪を一緒に選びに行くことで、プロポーズでOKをもらってから購入できます。婚約指輪を買ってからプロポーズで断られる心配がなくなるので、指輪を購入する費用を無駄にしたくない方におすすめです。
プロポーズが成功してからだと、双方が結婚の意思を固めた状態で婚約指輪を選べます。長期間指輪をつけることを考慮し、双方が好むデザインを一緒になって選べるでしょう。

ただし、プロポーズするときに婚約指輪を用意できない点がデメリットです。指輪が入った箱を目の前で開けるようなサプライズを好むパートナーの場合、プロポーズ前にひとりで婚約指輪を選ぶ方法がよいでしょう。

婚約指輪を一緒に選ぶ際のポイント

婚約指輪を買いに行くとき、事前に予算やデザインなどを決めておくことが大切です。ここでは、婚約指輪を一緒に選ぶときのポイントを5つご紹介します。

予算を事前に決める

婚約指輪を購入する場合、事前に予算を決めておく必要があります。ゼクシィ結婚トレンド2022によると、婚約指輪の平均金額は約40.4万円です。購入金額別の割合を見ると、30万円〜40万円未満の割合がもっとも高いです。

婚約指輪を一緒に選びに行く前に双方が予算を把握しておくことで、予算を大幅に超えてしまうという事態を避けられます。予算に合ったものを選ぶと決めておけば、予算を超えるものに目移りしにくいです。

また予算を明確にすると、どのような材質や素材を取り入れられるか、ダイヤを何カラットまでつけられるか、なども決められるでしょう。双方が満足するデザインを予算内で選べるように、あらかじめカタログに目を通しておくことがおすすめです。

結納までに準備する

婚約指輪は結納品のひとつであり、結納を予定している場合は婚約指輪が手元に届くまでのスケジュールを把握しておく必要があります。
条件に合う婚約指輪が1店舗目で見つかるとは限らないので、複数の店舗に見に行く可能性があることを理解したうえで、指輪探しを行いましょう。

婚約指輪を購入する際、合うサイズが在庫に残っていない場合や、文字を印字するのに時間がかかる場合があります。欲しい指輪が見つかっても、結納までに間に合うか必ず確認しましょう。

また選んでから手元に指輪が届くまで、フルオーダーの場合が2か月〜3か月ほど、セミオーダーの場合が1か月〜2か月ほどかかります。オーダー内容によっては、6か月以上かかるケースがあるため、前もって婚約指輪を選びに行きましょう。

長く使えるデザインを選ぶ

婚約指輪を選ぶとき、双方が気に入るデザインを選ぶだけではなく、長く使用できるデザインを選ぶことが大切です。普段の服装に合わせて、指輪のデザインを決めてみてはいかがでしょうか。

たとえば、普段から花柄やフリルがついた洋服を着ている方には、派手なデザインの婚約指輪、シンプルな服装を好む方にはストレートラインの婚約指輪がおすすめです。
服装に合わないからといって、婚約指輪をつけずにしまっておいてしまうという事態を避けられるでしょう。

品質をチェックする

婚約指輪は、経年劣化により品質が落ちてしまう恐れがあります。長年使っていくことを考えて、選ぶ際に品質をチェックすることが大切です。

婚約指輪の劣化には、指輪の歪みや石の傷などがあります。普段使いするうえで劣化は避けられませんが、少しでも劣化を抑えるために高品質のものを選びましょう。
予算を抑えることを重視しすぎず、ある程度余裕を持った予算計画が肝心です。

また婚約指輪を長持ちさせるには、アフターケアにも重視すべきです。定期的にクリーニングをしたり、指輪同士がぶつからないように保管したりしましょう。

結婚指輪との相性を考える

婚約指輪を購入したあとは、結婚指輪の購入も考えなければいけません。結婚指輪を購入後は、婚約指輪をしまっておく方や、婚約指輪と重ねて身につける方がいます。

結婚指輪と重ねて使うことを考えて、婚約指輪と結婚指輪の相性を考慮しながら選ぶことがポイントです。指輪の色や幅、石の種類、模様などから、相性のよい婚約指輪と結婚指輪を同時に購入するケースもあります。

この記事では、婚約指輪の一緒に選ぶタイミングやポイントについてお伝えしましたが、こちらでは選ぶ際に必要になる指輪のサイズ平均や、目安となるサイズについて解説しています。あわせてご覧ください。

まとめ

婚約指輪を購入する全体の4割近くが、カップル揃って一緒に選びに行っています。婚約指輪を一緒に購入しに行くと、双方が気に入るデザインを選べたり、結婚に対する意思を固められたりするでしょう。
婚約指輪を選ぶ前に、予算や長く使えるデザイン、結納までのスケジュールなどを決めておく必要があります。のちに結婚指輪を購入することを考慮して、婚約指輪と結婚指輪の相性を考えて選びましょう。

またMakanaでは、婚約指輪はもちろん結婚指輪の扱いを行っています。リングタイプや素材、形状など選択するカスタムオーダーを受け付けており、カタログにある商品から選びたい方からデザインにこだわりがある方まで、ぜひご相談ください。

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