彼女にサプライズでプロポーズをする場合、婚約指輪はどのようなものを選べばよいか悩むこともありますよね。デザインや素材、使っている宝石など、まずは婚約指輪の種類を知ることから始めましょう。
今回は、婚約指輪のデザインや形、素材、宝石の種類を項目別にまとめました。種類を紹介したうえで、婚約指輪の選び方のポイントもチェックしてください。
目次
婚約指輪の種類
婚約指輪にはさまざまな種類があります。デザイン、形、素材、宝石の項目に分けて、それぞれの特徴を解説します。
デザイン
婚約指輪のデザインは、シンプルなものから豪華なものまでさまざまです。デザインの種類を4つ紹介します。
ソリティア
婚約指輪の代表的なデザインのひとつであり、リングの真ん中に1粒のダイヤモンドを施しています。シンプルなデザインのため、ダイヤモンドの美しさが引き立ちます。
ダイヤモンドを留める石座の高さはさまざまです。石座が高いとダイヤモンドがより引き立ち、低いと指なじみがよくて洋服などに引っ掛かりにくいでしょう。
メレ
婚約指輪の中央にある大粒のダイヤモンドの脇に、メレダイヤと呼ばれる小さなダイヤモンドを並べたデザインです。中央のダイヤモンドの存在を引き立てる効果やゴージャスな雰囲気にする効果もあります。両脇に配置されたものもあれば、片側だけに並べられていることもあります。
パヴェ
メレダイヤを石畳のように敷き詰めたデザインです。どこから見てもダイヤモンドの輝きを楽しめて、きらびやかな印象を与えます。
デザインの幅が広く、ほかの人とは違った婚約指輪を身につけたい人にもおすすめです。シーンや普段の服装によっては華やかすぎることもありますが、ファッションリングとしても使えます。
エタニティ
同じサイズのダイヤモンドを一列に並べたデザインです。フラットであることから、洋服などに引っ掛かりにくく、普段使いしやすいのが特徴です。
1周すべてにダイヤモンドを並べたフルエタニティと、半周だけダイヤモンドを施したハーフエタニティがあります。
ライン・形
指輪のラインは、ストレートとウェーブに大きく分けられ、ウェーブのなかでさらに細かく分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ストレート
まっすぐなラインが特徴の指輪で、ベーシックな形です。シンプルだからこそ、どんな指の人にも合わせやすいといえます。
指輪の幅や厚みによって、印象が変わってきます。太いと力強い印象に、細いと華奢な印象になるので、好みに合わせて選びましょう。
S字
ウェーブデザインのうちのひとつで、動きのあるラインが手元を美しく、すっきりと見せてくれます。やわらかな雰囲気で、どんな指にも合わせやすいタイプです。
幅が広いと存在感が出てくるので、細い指や小さい手などの華奢な指の人は、幅が細めのS字リングがおすすめです。
V字
ウェーブデザインのひとつで、正面から見るとアルファベットのVの形を描くタイプです。V字ラインは指を長く細く、すっきりと見せてくれる効果が期待できます。V字がとがったものほどスタイリッシュに、ゆるやかなほどやわらかな印象になります。
U字
ウェーブデザインのひとつで、V字よりも曲線がなだらかになったタイプです。ウェーブラインを主張しすぎないデザインで、ナチュラルな雰囲気やシンプルな形が好きな人にもおすすめです。
U字はやわらかで優しい印象を与えます。縦のラインが強調されるので、指を長く、美しく見せてくれるでしょう。
素材
婚約指輪を選ぶ際には、素材にも注目してみましょう。同じデザインでも、色味が異なるだけで印象が変わってきます。
プラチナ
白銀色の美しいプラチナは、日本で定番の素材です。日本人の肌と相性がよい色合いで、指の美しさを際立たせてくれるでしょう。
しなやかで加工性に優れており、さまざまなデザインに対応できます。変質や変色しにくい点や、金属アレルギーが起こりにくいなどの特徴もあります。
イエローゴールド
ゴールドはやわらかい素材で変形しやすいため、婚約指輪として使用する際には銀や銅などの別の金属を混ぜて、強度を高めるのが一般的です。イエローゴールドは温かみのある色合いで肌なじみがよく、カジュアルな服装と相性がよいのも特徴です。ラグジュアリーな雰囲気を演出できます。
ピンクゴールド
ピンクゴールドは可愛らしいピンクがかった金色で、日本人の肌になじみやすい色合いです。主に銅によって赤味を出しています。
同じゴールドでも、イエローゴールドはゴージャスな印象に、ピンクゴールドはやわらかで落ち着いた印象を与えます。
コンビ
2つの異なる素材を組み合わせた、コンビと呼ばれるタイプもあります。プラチナとイエローゴールドの組み合わせが定番です。
単体の素材とはひと味違ったデザインを実現できるため、個性を出しやすいのが特徴です。指輪の重ね付けや時計との組み合わせを考える際、ホワイト系でもゴールド系でも合わせやすいでしょう。
宝石
婚約指輪に付ける宝石にもいくつか種類があります。主流はダイヤモンドですが、誕生石や2人にゆかりのある石を選んで、オリジナリティを出すことも可能です。
ダイヤモンド
婚約指輪に付ける宝石の主流であり、婚約指輪といえばダイヤモンドというイメージを持つ人も多いでしょう。ダイヤモンドは硬くて割れにくく、永遠の愛の象徴とされています。無色透明なタイプが定番ですが、個性を出せるカラーダイヤモンドもあります。
エメラルド
深い緑色が美しいエメラルドは、幸福を招く石として愛されてきた歴史があります。緑色がベースですが、色の濃淡や明度に違いがあるため、好みの色合いを選びましょう。5月の誕生石であり、石言葉には「幸福」「愛」「希望」などがあります。
ルビー
世界4大宝石のひとつで、情熱的な赤い色が特徴の宝石です。身につけると華やかな印象になるでしょう。7月の誕生石でもあるルビーの石言葉には「情熱」「愛情」「勇気」などがあります。
サファイア
産地によってサファイアの発色は異なりますが、代表的な色は青色です。9月の誕生石でもあるサファイアは、強度が高く、神秘的な輝きを放ちます。サファイアの石言葉には「誠実」「真理」「慈愛」などがあります。
パール
生きた貝の中で生まれる宝石であり、女性らしさを引き出してくれる品のある輝きが魅力です。日常使いはもちろん、フォーマルなシーンでも使いやすいのが特徴です。
ホワイトだけでなく、ピンクやゴールド系もあります。6月の誕生石でもあるパールの石言葉には「健康」「無垢」「富」などがあります。
婚約指輪の選び方
婚約指輪のデザインや形、素材、使われる宝石はさまざまであり、注目する要素が多いため、どのように選べばよいか悩むこともあるでしょう。既製品やセミオーダー、フルオーダーなど、注文方法にも種類があります。
選ぶ際には、何を重視したいのか優先順位を決めることがポイントです。婚約指輪は結婚後も身につけられるものであるため、普段使いのしやすさを重視するのもひとつの方法です。日頃のファッションの系統や、持っているジュエリーの素材とのバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
手や指の形にコンプレックスを持っている場合は、手元がきれいに見えるデザインを重視してみてはいかがでしょうか。指の形と相性のよいデザインであれば、手元が美しく見えるため、長く愛用できるでしょう。
男性が1人で選んでサプライズで渡す場合は「好みに合わない」「サイズが合わない」といった事態は避けたいものです。事前に彼女の好みや指のサイズをリサーチするなど、下準備も大切です。また、最近ではお相手のサイズや好みのデザインがわからない男性のために、ダイヤモンドを選んで仮の指輪にセットしたプロポーズリングサービスやサプライズ応援企画を行っている店舗もあるようです。
まとめ
婚約指輪のデザインや形、素材、使われる宝石にはさまざまなものがあります。デザインや色合いが異なるだけで、印象や指の見え方も変わってくるため、好みや普段のファッションなども考慮して選びましょう。
ブライダルハワイアンジュエリーを提供するマカナでは、さまざまなデザインや素材、形の婚約指輪を取り扱っています。比較的シンプルで細めのデザインであり、存在感がありながらも女性らしいデザインが特徴です。
マカナの公式サイトから来店予約も可能です。ハワイアンジュエリーが好きな彼女に渡す婚約指輪を考えているのであれば、ぜひマカナの店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか。
