婚約指輪を受け取り、お返しを考えている方も多いでしょう。婚約指輪のお返しは、どの程度の価格のもので、どんなアイテムがよいのか迷ってしまうかもしれません。
相手に感謝の気持ちを伝えるために、喜ぶアイテムを選び、ベストなタイミングでお返しを渡したいものです。
そこで、婚約指輪のお返しの相場から彼に贈るおすすめのアイテム、渡すタイミングまで紹介します。お返しとして渡すアイテムが、婚活指輪と同様に記念になるように彼の好みも確認しましょう。
目次
婚約指輪のお返しの相場
婚約指輪のお返しは、一般的に半返しが相場とされています。半返しとは、もらった品の半分程度の金額でお返しをすることです。
調査では、40%の方が婚約指輪の価格平均35万8000円に対し、約1/3の価格である13万4000円程度のお返しを行っていることがわかりました。ただ、必ずしも半返しや相場内の費用でお返しをする決まりはありません。
サプライズで婚約指輪をもらった場合は、指輪の具体的な金額がわからない場合もあります。予算や地域、結婚観などによってお返しの相場・内容は異なるでしょう。
金額が重要ではなく、相手を思いやる感謝の気持ちが大切です。婚約指輪のお返しを行う場合は、お互いの気持ちを話し合って決めてもよいでしょう。
婚約指輪のお返しの必要性
婚約指輪のお返しは、贈ってくれた相手への感謝の気持ちが重要です。婚約指輪の起源は古代ヨーロッパとされ、男性が女性に対し婚約の証を贈り、約束を果たす誓いの証として贈られていました。
ヨーロッパでは婚約した2人がお互いに鉄の輪をつける習慣が成立し、のちに指輪となり、現在のような形となったのです。しかし、ヨーロッパでは婚約指輪のお返しを行う風習はありません。
日本でも婚約指輪のお返しを贈らない方もいるようですが、お返しを贈ることで感謝の気持ちが伝わり、お互いの記念品にもなります。また、婚約指輪のお返しをすることで、今後の結婚・夫婦生活がよいものとなるでしょう。
素敵な関係を築くためにも、相手に感謝の気持ちが伝わるお返しを選びタイミングを考えて渡すことをおすすめします。
婚約指輪のお返しは何がよい？
婚約指輪のお返しをする際に何がよいのか紹介します。普段身につけることが多い腕時計や財布、靴からモチーフそれぞれに大切な意味が込められたジュエリーまでアイテムを確認しましょう。
腕時計
腕時計は婚約指輪のお返しにおすすめです。定番の腕時計には、これから一緒にときを刻むという意味があり、婚約指輪のお返しとして人気のアイテムです。品質の高い腕時計は20万円前後の価格帯なので、婚約指輪のお返しとしてはちょうどよいでしょう。
また、常に身につけるものなので、高品質の腕時計は一生の記念となるお返しになります。相手の好みをリサーチして、条件に合うアイテムを選びましょう。
スーツ
スーツは婚約指輪のお返しにおすすめです。腕時計や財布と同じく、スーツも仕事で着用する相手にとって、喜ばれるアイテムでしょう。高級なタイプから、フォーマルなタイプまで、種類は幅広いため、事前に相手に希望を聞き選んでください。
また、スーツにはそれぞれサイズがあるため、サプライズとして贈ることは難しいでしょう。スーツを婚約指輪のお返しとして選ぶ場合は、相手と一緒にお店へ行き選ぶことをおすすめします。
財布
財布は婚約指輪のお返しにおすすめです。財布は仕事・プライベート問わず毎日持つものなので、高級感のある上質なアイテムは、喜ばれるでしょう。
色・デザイン・素材・ブランドなど、相手の好みやリクエストを聞いておくことで、サプライズで婚約指輪のお返しができるアイテムです。財布には二つ折り・長財布とさまざまなデザインがあり、ファスナーやカード収納数などのこだわりも購入前に相手に確認しましょう。
鞄・バッグ
鞄・バッグは婚約指輪のお返しにおすすめです。鞄・バッグは外出時に肌身離さず持つアイテムであるため、いつまでも一緒にいたいという意味があります。
また、毎日使うアイテムなので、質のよい革製品のものを選ぶと相手に喜ばれるでしょう。海外のものや日本製のものなどを販売しているブランドが幅広く、さらに形状・素材・重さ・色味などにこだわる方も多いでしょう。
相手が喜び納得する鞄・バッグを選べるように、好みをチェックしておくことが大切です。
靴
靴は婚約指輪のお返しにおすすめです。普段から愛用できるものから、フォーマルシーンで大活躍するものまで、幅広い種類がある靴ですが、婚約指輪のお返しには革靴が人気の傾向にあります。
良質な革靴は、お手入れ・メンテナンスを行うことで、長く履ける記念のアイテムとなるでしょう。靴はスーツと同様にサイズがあるため、相手と一緒に選び購入することをおすすめします。
その他
婚約指輪のお返しにおすすめの贈り物を紹介します。結婚は2人で協力するものなので、婚約指輪を負担してくれたお礼に、結婚指輪を代わりに贈るのもよいでしょう。
結婚指輪の形やデザイン、ブランドは幅広いですが、ハワイアンジュエリーにはそれぞれのモチーフに意味があります。一生の記念に残る結婚指輪には、モチーフに大切な意味が込められたハワイアンジュエリーがおすすめです。
婚約指輪のお返しを渡すタイミング
婚約指輪のお返しを渡すタイミングを紹介します。両家が集まるタイミングの顔合わせ食事会や結納で婚約指輪のお返しを渡すことで、場が盛り上がり親睦を深められるでしょう。
また、顔合わせ食事会や結納を行わない場合は、2人で予定を合わせてお返しを渡しても構いません。婚約指輪のお返しは結婚式前までに渡しましょう。
顔合わせの食事会のときに
顔合わせの食事会で、婚約指輪のお返しをしてもよいでしょう。顔合わせとは、両家に対し結婚の挨拶が終わったあとに、お互いの両親を引き合わせることです。両家で食事会を行い、親睦を深める目的で行われます。
顔合わせのタイミングで婚約指輪のお返しを渡すと、指輪の披露になり場が盛り上がるため、よいタイミングです。最近では、結納を執り行わず、顔合わせのみで終わらせるケースも珍しくないため、両家の前で婚約指輪のお返しをすることも多いでしょう。
結納のときに
結納の際に、婚約指輪のお返しを渡すことをしてもよいでしょう。結納とは、日本独自で行われる婚約の習慣です。
本来は、仲介が両家の間を行き来し結納品を交わしながら、花嫁を迎え入れる準備を進める儀式ですが、現在は簡略化され両家が集合して執り行うスタイルが主流となりました。仲介の必要がなくなった現在は結納自体を行わず、顔合わせのみで終わらせることも増えたため両家の意向を理解しておきましょう。
結婚する2人が主となり場を設け、計画を進める最初の機会となります。
好きなときに
タイミングにこだわらず好きなときに、婚約指輪のお返しをしてもよいでしょう。顔合わせや結納を行わない場合や、正式な場所で渡しづらい場合、2人で都合のよいタイミングでお返しを渡しても構いません。
できるだけ早く渡した方がよいという意見がありますが、結婚式までに渡せればよいでしょう。
また、記念日・誕生日がある場合は、2人での思い出づくりと一緒に婚約指輪のお返しを渡しても喜ばれます。相手への感謝の気持ちを伝え、無理のないタイミングで婚約指輪のお返しを渡すことが大切です。
婚約後、入籍するまでの間に結婚指輪を購入するカップルが多いです。結婚指輪を購入するタイミングについて、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
婚約指輪のお返しの相場から、相手が喜ぶおすすめのアイテムを紹介しました。婚約指輪のお返しを渡すことで、相手に感謝の気持ちが伝わります。両家が集まる顔合わせ食事会や結納のタイミングでお返しを渡す場合、婚約指輪のお披露目にもなり、場が盛り上がるでしょう。
婚約指輪のお返しとしておすすめのアイテムは、ハワイアンジュエリーです。マカナのブランドコンセプトは「ハワイの伝統と日本の技」であり、リングに想いが込められています。婚約指輪のお返しで結婚指輪を選ぶ方も多いため、ブライダルハワイアンジュエリーとして一生物の結婚指輪を選びましょう。
マカナは北海道から沖縄まで店舗を構えていますので、お気軽にご来店ください。
